韓国コスメを選んでいると、トナー、エッセンス、アンプル、セラムという言葉が並びます。日本の「化粧水」「美容液」とどう対応するのかが分かりにくく、同じような商品なのに名前が違うこともあります。実は、これらの名前には法律で決まった定義がありません。ブランドが自社の基準で付けています。それを前提に、実際の使われ方を整理します。
トナーは日本でいう化粧水にあたる
韓国コスメの「トナー(토너)」は、洗顔後に最初に使う水分を与えるアイテムで、日本の化粧水にあたります。日本で「トナー」と言うと拭き取り用を指すことがあるため、ここが最初のずれです。
韓国のトナーには大きく二つあります。手やコットンでなじませる一般的なタイプと、拭き取りを想定したタイプです。商品によっては「トナーパッド」としてパッドに含ませた形で売られています。
位置づけ:洗顔の直後。スキンケアの最初。
椿 ディープ コラーゲン ハリ アンプル 30ml →エッセンスとセラムはほぼ同じ意味で使われる
「エッセンス(에센스)」と「セラム(세럼)」は、多くの場合ほぼ同義です。日本の「美容液」に対応します。ブランドによってはエッセンスをより水っぽいもの、セラムをよりとろみのあるものとして使い分けますが、業界共通の線引きはありません。
韓国コスメでは「エッセンス」の名前が付いた商品が多く、日本では「美容液」が一般的、という言葉の習慣の違いが背景にあります。
位置づけ:トナーの後、クリームの前。
VT ライス セラミド セラム 30ml →アンプルは「より濃度が高い」ものとして売られることが多い
「アンプル(앰플)」は、エッセンスやセラムより有効成分の配合濃度を高めた集中ケア用、という位置づけで販売されることが多いアイテムです。容量が小さめで、使用期間を区切って使うことを想定した商品もあります。
ただし繰り返しになりますが、これも法的な定義ではありません。同じ処方でも、ブランドの判断で「セラム」と呼ばれることも「アンプル」と呼ばれることもあります。
位置づけ:エッセンス・セラムと同じ位置。両方使う場合はさらさらしているほうが先。
乳液とクリームの違いは油分の量
「ローション・乳液(로션)」と「クリーム(크림)」は、含まれる油分の量が違います。乳液のほうが水分が多くのびがよく、クリームのほうがこっくりしています。
どちらもスキンケアの最後に、それまでに与えた水分を保つために使います。両方使う場合は乳液が先、クリームが後です。
結局どう選べばいい?
名前で選ぶのではなく、質感と使う位置で選ぶのが確実です。
- 洗顔後の最初に使いたい、さらさらしたもの → トナー・化粧水
- その後に重ねる、とろみのあるもの → エッセンス/セラム/アンプル
- 最後にふたをするもの → 乳液・クリーム
同じカテゴリの中で複数使いたい場合は、質感の軽いほうから重ねます。並べ方の全体像は[韓国スキンケアの順番](/blog/kankoku-skincare-junban)にまとめています。
MODAMMMではアイテム別に取り扱いを整理しています。[ブランド一覧](/b)から、ブランドごとのトナー・アンプル・クリームなどを確認できます。
よくある質問
エッセンスとセラム、どちらを買えばいいですか?
名前で決める必要はありません。同じ「美容液」の枠なので、質感と価格、容量で選んでください。両方を重ねることもできます。
アンプルは毎日使ってもいいですか?
商品によります。毎日の使用を想定したものと、期間を区切って使うことを想定したものがあります。パッケージの表示に従ってください。
韓国コスメの「トナー」は拭き取り化粧水ですか?
多くは拭き取り専用ではなく、日本の化粧水と同じように使うものです。ただし拭き取りを想定した商品もあるため、使い方の表示を確認してください。
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