イリユンの成分表示は上位から読みます
日本の全成分表示は、配合量の多い順が基本です。ただし、1%以下の成分は順不同で記載できます。後半の成分だけで使用感を判断しないことが大切です。
最初に、水、保湿成分、油性成分の並びを見ます。次に、洗浄料か、肌に残す乳液やクリームかを見分けます。同じ成分でも、製品の種類によって配合目的が変わります。
韓国の「전성분(チョンソンブン)」は、日本語の「全成分」に当たる語です。どちらも、配合されている全成分を示します。
韓国版と日本版では、同じ成分でも表示名が異なります。個数や並びだけで別成分と判断しないようにします。
成分表は次の3点に分けると読みやすくなります。
- 上位の成分から処方の骨格を読み取ります
- 保湿成分と油性成分の位置を見ます
- 香料など、避けたい成分の有無を調べます
主要成分の表示名と配合目的
ここで挙げる成分は、成分表でよく使われる表示名の読み方の例です。購入する製品に配合されているかどうかは、その製品の全成分欄で確認します。
グリセリン(配合目的:保湿)は、水になじみやすい成分です。乳液やクリームの設計にも使われます。
パンテノール(配合目的:保湿・整肌)は、水系処方に加えやすい成分です。
韓国表示の「시어버터(シオボト)」は、日本表示の「シア脂」に当たります。日本では英語由来の「シアバター」とも呼ばれます。シア脂(配合目的:エモリエント)は、油性の感触を整えます。
ジメチコン(配合目的:皮膚コンディショニング・感触調整)は、伸びや塗布後の感触を整えます。ローションにも使われます。
ホホバ種子油(配合目的:エモリエント)も油性成分です。トコフェロール(配合目的:酸化防止)は、処方の安定性を支えます。カルボマー(配合目的:増粘)は、塗りやすさを整えます。
韓国表示の「세라마이드엔피」は、日本表示の「セラミドNP」に当たります。どちらも同じ成分を示す名称です。セラミドNP(配合目的:保湿・皮膚コンディショニング)は、水分と油分を組み合わせる処方に使われます。
韓国コスメには、化粧水からクリームまで重ねる設計があります。そのため、保湿、感触調整、増粘を担う成分を組み合わせます。成分名を1つだけ見るのではなく、処方全体を読みます。
使用感に合わせた量と使う順番
使用量は、各商品の表示に従います。そのうえで、塗った後の感触を見て量を調整します。足りないと感じる部分だけ、クリームを薄く重ねます。
べたつきを感じやすいときは、少なめの量から始めます。べたつく部分には追加せず、乾燥を感じる部分だけに重ねます。
新しい製品は、一度に複数を使い始めないようにします。1品ずつ加えると、それぞれの使用感を確かめやすくなります。
顔に使える製品は、朝は日焼け止めより前に塗ります。表面がなじんでから日焼け止めを重ねます。メイクは日焼け止めの後です。
夜は洗浄後、肌の水分をやさしく押さえてから使います。洗浄料は肌に長く残さず、十分に流します。その後、ローション、クリームの順に重ねます。
今日から試せる手順は次のとおりです。
- 使用部位をぬるま湯で洗い、水分を押さえます。
- ローションを表示の量を目安に取り、薄く広げます。
- なじんだ後、乾燥が残る部分を見つけます。
- その部分へクリームを少量重ねます。
- 朝は保湿料がなじんでから日焼け止めを塗ります。
成分を確認しやすい商品例
商品は、洗浄料、ローション、クリームの順で考えます。容量と個数を照らし合わせると、使用部位を決めやすくなります。
| 商品名 | 容量 |
|---|---|
| セラミドアト6.0トップトゥトーウォッシュ 2個セット | 500ml×2 |
| ウルトラリペアローション | 528ml |
| ウルトラリペアローション 2個セット・トラブルミスト付き | 350ml×2、30ml |
| ウルトラリペアクリーム 2個セット | 200ml×2 |
韓国で「トップトゥトーウォッシュ」と呼ばれる製品は、日本の「全身用洗浄料」に当たります。どちらも、全身を洗って流す製品を示します。
洗浄料は、保湿料とは肌に触れる時間が異なります。ローションとクリームは、洗浄後に肌へ残して使います。
同じシリーズ名でも、容量やセット内容が異なります。購入時は、まず容量と個数を表と照らし合わせます。次に、容器または外箱の全成分欄を上から読みます。
処方変更の有無は、掲載例ではなく購入品の記載を基準にします。
注意点
初めて使う製品は、一般に腕の内側など狭い範囲で試します。少量を塗り、赤みやかゆみが出ないかを確かめます。洗浄料は泡を置いたままにせず、十分に流します。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が出た場合は、使用を中止します。水で落とせる製品は、すぐに洗い流します。症状が続く場合は、皮膚科などの医療機関へ相談します。
よくある質問
成分表の後半にセラミドNPがあっても選べますか?
配合順だけで製品の良否は決まりません。1%以下の成分は順不同で記載できます。製品の種類、使用部位、塗布後の感触を合わせて選びます。
ローションとクリームは両方使うべきですか?
必ず両方を使う必要はありません。まずローションを塗ります。なじんだ後も乾燥を感じる部分に、クリームを重ねます。
日焼け止めやメイクの後に塗れますか?
朝のローションやクリームは、日焼け止めより前に使います。なじんでから日焼け止めを塗り、その後にメイクを行います。
まとめ
- 成分表は上位の成分と製品の種類を一緒に見ます
- 韓国語と日本語の表示名を対応させて読みます
- 使用量は商品の表示に従い、感触を見て調整します
- 朝は保湿料、日焼け止め、メイクの順で使います